令和7年2月23日(日)港区スポーツセンター武道場1に於いて、東京都合気道連盟主催による令和6年度少年部指導法講習会が開催されました。講師に日野皓正本部道場指導部師範をお招きし、26団体47名、役員6名が参加しました。

集合写真撮影の後、東京都合気道連盟大田勤副理事長の司会のもと開会式が行われました。主催者挨拶にて東京都合気道連盟藤城清次郎理事長より、参加に対しての感謝と講習の成果を各道場に持ち帰ってくださいとの挨拶がありました。続いて今回の講師である日野師範より、本部道場少年部で行っている指導法を紹介しますとご挨拶を頂き、司会者より港区合気道連盟 関根史郎会長の紹介がありました。

講習会は13時15分から2時間半行われました。前半は年少者を対象とした指導法。後半は年長者向けと二つに分けて講習が進められました。日頃の指導で、稽古開始5分前から子供達を集めて大先生のお話をすることや、服装、姿勢、気持ちの確認を最初と最後に行うこと。大きな声を出すことの大切さの説明がありました。準備体操から受身について、一動作毎に丁寧な説明があり、道場で一所懸命やる子を褒めるとその子の動きが周りに伝播して他の子も上手くなっていくなど道場全体の環境作りについての説明もありました。

後半の年長者向け指導法講習では、年長者の体力作りや、更に難しい動作を取り入れた準備体操の実習を行いました。実技で特に戸惑う子供が多い、横面打ちの体の捌き方の指導法や正面打ち三教、諸手取り、後技について御指導をいただきました。 閉会式にて日野師範より、各道場で子供達を教える際に今日の講習を参考にしてくださいと総評を頂きました。
木下悦子副理事長より閉会の挨拶があり、少年部指導法講習会は無事に終了いたしました。閉会後、参加者何人かに感想を聞くと、「すごく面白かった」、「早速指導に取り入れてみます」、「日頃上手くできない子ばかり注力していたが、やる気のある子を褒めると他の子も伸びるというお話に目からうろこが落ちる思いでした」などの感想が寄せられました。