令和6年12月21日(土)22日(日)に令和6年度東京都(足立区)地域社会合気道指導者研修会が東京武道館で開催されました。
主催:公益財団法人合気会/全国都道府県立武道館協議会
後援:日本武道協議会/東京武道館武道協議会
主管:東京都合気道連盟
中央講師として合気道本部道場指導部 大澤勇人師範、村田憲一郎北海道大学合気会合気道部顧問が実技指導を担当し、地元講師として 山本高英先生(〈公財〉合気会監事)、貝塚茂樹先生(武蔵野大学教授) が担当しました。21日10:00 東京武道館サービス担当 河野里織主事が司会進行をされ、同じくサービス担当 石﨑正弘課長が開式通告されました。その後東京武道館 寺内定雄館長、東京都合気道連盟 藤城清次郎理事長、中央講師 大澤勇人師範のご挨拶をいただきました。
集合写真
21日午前、22日午前・午後と計3回に分けて、大澤勇人師範および村田憲一郎先生から「合気道の基本について」というテーマで実技のご指導をいただきました。初日午前は構え方に始まり、一つ一つの動き、受けと取りの最初の雰囲気と次の技へ移る時の位置、間合いの取り方等、ご教示をいただきました。受けが攻める、取りが攻める、声を出して攻める稽古法等、紙面では書ききれない実技講習で、基本技は網羅していました。
実技講習 大澤勇人師範
22日二日目は 午前、午後 講義A 山本高英先生、村田憲一郎先生の実技指導が行われ、午後は配布された資料「武道」及び「武道練習」の紹介があり、その実技を参加者は模索しながら稽古しました。
「武道練習」を見ながらの稽古風景
初日の午後は大研修室にて 講義A 山本高英先生の講義は「開祖の上京から植芝道場設立まで(竹下海軍大将の献身的支援)」でした。山本先生の長きに渡る古い資料調査があり、興味深い講義でした。
講義B 貝塚茂樹先生の講義は「現代社会と「型の教育」-身体文化(礼法)の再発見」でした。貝塚先生の講義はユーモアあるそして理解しやすく、型稽古の重要性、意味、型と個性の関係、腰肚文化などを学び、改めて合気道のすばらしさを再認識しました。講義が終わった後、参加者から「面白かった」との声が上がりました。21日の参加者は役員含め84名でした。
講義 山本高英先生
講義 貝塚茂樹先生
22日15時45分に研修すべて終了し、その後閉会式が行われ、参加者には修了証が授与され、解散しました。22日の参加者は役員を含め81名でした。
終了証授与
閉会式