令和6年6月23日(日)、東京都合気道連盟主催による令和6年度東京都合気道錬成大会が東京武道館第一武道場にて、本部道場指導部 桂田英路師範、深浦徹也指導員を講師にお招きして開催された。今年度の参加者は38団体、91名と昨年以上の参加があり、都連役員は13名が参加した。
13時30分、神谷副理事長の進行により開会式が始まり、藤城理事長から「今年度の錬成大会は、コロナによる制限も解除され、100名近い方に参加していただき感謝している。ここで学んだことを自分だけでなく、各道場に持ち帰って日々の稽古に生かしてほしい。」と挨拶された。
続いて、桂田師範及び深浦指導員の紹介があり、桂田師範よりご挨拶を頂いた。開会式の後、13時45分から桂田師範による丁寧で熱のこもった指導の中、活気に充ちた講習会がスタートした。片手取り呼吸法から正面打ち入身投げ、座技正面打ち一教、正面打ち小手返しへと基本技が続いた。その後、桂田師範より、体幹を繋げて体が一体となるよう心がけること。呼吸を通して自分の中心を意識し、その姿勢を崩すことなく体全体を使って技をかけること。受けも、最後まで気持ちを切らさず体全体を使って受けをとること。など呼吸法及び体の使い方について説明され、横面打ちからの自由技・片手取り・後取りからの自由技へと移った。
また、技をかける際は、相手の攻撃範囲の円を意識し、その円を囲む四角の位置から技をかけることを助言され、最後に座技呼吸法にて終了した。参加者も皆、師範の説明及び捌きを見逃さないよう真剣な眼差しで受講し、緊張感に包まれたうちに、1時間30分におよぶ錬成大会を15時15分に無事終了し、その後閉会式が行われた。このような貴重な錬成稽古を指導していただき、桂田師範および深浦指導員には、改めて深く感謝いたします。