令和5年度全日本少年少女武道錬成大会に於いて、日本武道協議会少年少女武道優良団体賞を都連加盟団体である「合気道自由が丘道場」「合気道研心会」の2団体が受賞いたしました。合気道自由が丘道場(代表者 多田宏師範)、細川隆太氏よりご寄稿頂きましたので掲載させていただきます。
令和5年度少年少女武道優良団体の表彰を賜りましたこと、光栄に存じております。
当道場は昭和36年10月に多田宏師範の自主稽古場として設立し、60余年の間多田宏師範ご指導の下、日々稽古に励んでおります。
当道場では呼吸法と気の流れの錬磨を中心とした稽古を通じ、対立や対峙という感覚を超え、生命の力の高め方と使い方、心と身体の法則を、深く探求していくための稽古をおこなっております。
合気道の本質は「武術にして瞑想」「動く禅」ともいわれ、目前の勝負にとらわれず、人間の道と命の力の真の発揮を求めた日本武道の伝統を、最も強く受け継いだ「現代に活きる武道」といわれております。
少年部におきましても、幼少期よりこの心と身体の稽古をおこなうことで、社会に出てからもこの稽古法を用い、各人の持ち場で主宰的に力を発揮し、進化向上に尽くせることを願っております。今後も道場生一同たゆまぬ稽古をおこなってまいります。