令和5年7月30日に開催された令和五年度初心者指導法講習会の参加者よりご寄稿を頂きましたので、掲載させて頂きます。
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⓵品川区合気道交友会 石浦 久代(四段)
7月30日(日) に港区スポーツセンターにて開催された初心者指導法講習会に参加いたしました。コロナ禍後、ほぼ制限なしでの開催は初めてとのこと、参加者90名余りと大変盛況で、久しぶりにお会いした方、初めてお会いした方、普段とは違う方々との稽古は楽しく、刺激を受けた、あっという間の1時間半でした。入江師範による基本技を中心とした講習は、いつもの技を違った視点で捉えるきっかけとなり、とても興味深い内容でした。初めての人には戸惑いもあったと思われます。私の所属する品川区合気道交友会は、普段より入江師範にご指導いただいており、ご説明いただいたこともありましたが、実践は容易ではないと日々感じています。今回ご指導いただいた内容は、道場内で共有し、初心者に限らず、会員全員で研鑽していきたいと思います。最後になりましたが、開催に際し、ご尽力くださいました都連役員の皆さま、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
②渋谷区合氣道同好会 生田 泰宏(参段)
講習会では、正しい姿勢、足さばきや受け身などの基本動作、そして、基本技を指導頂きました。稽古場を確保することが難しい道場では、初心者と一般が一緒に稽古することが多く基本がおざなりになってしまいがちです。しかし、その基本とその大切さを理解し習得することが大切だと改めて理解することができました。また、五輪の書などの武道関連の文献の紹介や合気道の歴史について、初心者の受けの取り方など、初心者にはモチベーションを高めるために楽しみながら学べる環境を提供することが大切だと感じました。私は、本部道場で合気道をスタートしたので、実際に初心者クラスで入江師範に指導を受けていました。入江師範は、余っている生徒がいる場合、一緒に組んで稽古をされており、私にとっても大変貴重な経験でした。講習会には、渋谷区合氣道同好会から、初段から四段まで3カ国6名が参加させて頂きました。小中学生から60歳オーバーまで幅広い年齢、様々な国籍の方が入会します。他の指導者や会員と協力し、初心者の方に、楽しく、長く合気道を続けて頂けるよう指導していきたいです。