【東京都合気道連盟主催】令和5年度東京都合気道錬成大会の報告


令和5年6月18日(日)東京都合気道連盟主催の令和5年度合気道錬成大会が東京武道館第一武道場で、伊藤眞本部道場指導部師範を講師にお迎えして開催された。随行は、里舘 潤本部道場指導部指導員だった。東京都合気道連盟加盟の23団体・71名の参加があった。役員は13名が参加した。

開会式:藤城理事長挨拶


開会式の主催者挨拶にて東京都合気道連盟藤城清次郎理事長より「新型コロナも2類から5類になり稽古環境は以前の状態に戻りつつあるが、まだまだ油断はできません」と注意があった。伊藤師範及び里舘指導員の紹介の後、錬成大会が始まった。
今回の講習は「自分が安定し、相手を安定していない状況にする」というテーマのもと片手取り転換から始まり、呼吸法、入り身投げ、交差取り一教、四方投げへと展開して指導が行われた。「顔をあまり動かさず視点は相手を導く方向をみること」の大切さをご教示頂いた。

伊藤師範・里館指導員


 続いて、胸取りからの変化技、後ろ両肩取り、小手返しへと進んだ。肩を自由に動かし技につなげていくよう説明された。伊藤師範の丁寧でわかりやすいご指導の中、道場は参加者の熱気につつまれた。最後に「自分が安定した中で、どのようにして相手を導いていくか、また技が上手くいかないない時は、考えて技を試してみてください」と助言された。


 参加者も皆、師範の捌きを見逃さないよう真剣な眼差しで受講し、2時間近い錬成大会もあっという間に終了し、非常に密度の濃い大会となった。
改めて、伊藤師範及び里舘指導員に感謝申し上げます。