令和4年3月5日(土)、6日(日)に東京武道館にて令和3年度東京都(足立区)地域社会合気道指導者研修会が開催されました。2日間を通して研修に参加した34団体、63名に修了証が授与されました。
開会式で東京武道館 石﨑万里課長の開会通告があり、東京武道館 村上修史館長より主催者挨拶をいただきました。東京都合気道連盟 藤城清次郎理事長より主管団体挨拶に続き、中央派遣講師の(公財)合気会合気道本部道場指導部 横田愛明師範、藤田すみれ指導員、地元講師として東京都合気道連盟 藤城理事長、大田勤副理事長が紹介されました。横田師範より「楽しく稽古しましょう。」と講師挨拶が行われ、2日間の研修会が始まりました。
初日午前中の実技では、「変化・応用に於ける考察」のテーマのもと横田師範が基本として片手持ちの持たせ方から講習が始まり、片手持ち転換、呼吸投、四方投と基本技から徐々に変化、応用技への展開が指導されました。剣や杖の動きを交えながら様々な技が指導され、受けは藤田指導員や参加された各団体の指導者が交代で務めました。
初日午後は講義が行われ、藤城理事長より、「第9回全国合気道指導者研修会の報告と怪我の初期対応ついて」、DVD上映を交えて研修が行われ、大田副理事長より、『合気道指導の手引き」に基づいた合気道中級指導の一考察」の実技指導が行われました。
2日目は午前午後ともに横田師範の講習が行われ、正面打、横面打、後ろ両手取り肩取りなどに対する各種の変化・応用技の数々を稽古しました。研修の最後に横田師範に質疑応答の時間を設けていただきました。参加者数名が日頃の疑問点に関する質問を行い、横田師範より様々なアドバイスをいただきました。
3月6日の閉会式では修了証が授与され、横田師範より講師講評をいただき、 石﨑万里課長の閉式通告により2日間の研修会が無事終了しました。東京都合気道連盟から11名の役員が参加し運営に協力しました。複数回に亘る道場全面のアルコール消毒清掃、手消毒、マスク着用による稽古などコロナ対策には可能な限り力を入れました。色々ご協力をいただいた皆様に感謝申し上げます。