春風合気道会 代表 伊師 将登
まず初めに、第60回という記念すべき大会に東京都の代表として演武の機会を与えてくださり、藤城理事長をはじめ 都連役員の皆様ありがとうございました。
コロナがほぼ収束し制限等がなく、全員参加での大きな演武大会に出られました事、心より感謝いたします。
私自身の道場、春風合気道会にとっても初めての演武大会参加となりました。
会員達はみな緊張の中でも楽しく演武が出来たと思っております。
小学4年生で多田塾・月窓寺道場に入門し合気道の魅力に惹きつけられ、今日まで本部道場で稽古を重ね、自分の会を持つようになった私にとって、全日本合気道演武大会は一つの目標でもありました。
演武直前、色々な気持ちが内心表れては消えましたが、何よりこの日まで関わって下さった先生方、先輩方、道友の皆様への感謝の気持ちが大きかったです。関わりを持って下さった全ての皆様に心より御礼申し上げます。
「ありがとうございます!!」
新型コロナウイルスと言う思いもよらぬ流行り病により、国内はもとより、世界中で人々が行動を制限され、出口が見えず世の中が鬱々とした時期もありましたが、今年、志を同じにした多くの合気道の仲間が集い、そして自分がその中に存在出来た事が嬉しく、そして勇気をもらいました。
私にとって良い時も悪い時も合気道は私と共にありました。そして様々なことを今でも学ばせて頂いております。まだまだ若輩者ではありますが、今回の経験を糧に、指導者として合気道が私にしてくれた事、合気道から学んだ事を伝えて行きたいと思っております。
また来年、第61回大会も盛大に開催されることを切に願っております。
城東誠和会 代表 竹森 啓祐
昨年に引き続き本年も全日本合気道演武大会が日本武道館で開催されました。本年は昨年と違い、新型コロナウイルスによる影響の一つである演武者数の制限がされませんでした。そのため多数の参加者がみられコロナ禍前の生活が戻ってきたようでたいへん嬉しく思いました。
私共の城東誠和会からも14名が今大会の演武に参加させていただきました。昨年までの人数制限により、これまで参加が叶わず初めて参加する者もおり、非常に嬉しそうに、適度な緊張感を覚えながら演武を行いました。参加経験のあ者が初参加の者たちを鼓舞し、全員演武終了後はしばらくハイな気分になっておりました。
また今回の演武大会では、これからの合気道を背負う若い世代を対象とした演武の機会をくださり、当会の指導の一翼を担っております國分勇佑が演武を披露させていただきました。彼はまだ歳は若いですが、合気道歴は10余年に及び天性の素質に練磨を重ね立派に成長しており先が楽しみです。演武内容は自由技を披露させていただきました。周りからの期待とプレッシャーがのしかかる中、堂々とした演武で当人には今後の目標及び課題が見つけられる貴重な、そして有意義な機会になったと思います。
充実した演武会に参加できたことを嬉しく感じた一日でありました。
当会には今回参加できなかった少年部をはじめ多数の会員が所属しております。出場の機会を得られた者はその経験を持ち帰り稽古に活かしてくれると思います。
今後益々の合気道の発展に当会も寄与できますよう今後も稽古を積み重ねてまいります。
また、以前私が日本武道館で講師をしていた武道学園の生徒たちの演武もよかったです。
最後になりますが、合気会の皆様をはじめ関係各所の皆様のおかげさまをもちまして無事に大会が開催され終了しましたこと、誠に喜ばしく大変感謝致します。