中央区合気会 指導部理事 大橋健司
この度、東京都合気道連盟のご推薦をいただき、(公財)東京都スポーツ協会より生涯スポ-ツ功労者の表彰を受けました。合気道の活動に多くの方々がご尽力されてきたなかで、このような表彰を受け、身に余る光栄と、心から感謝しております。
私が所属する中央区合気会浜町道場は、昭和三十九年に久松警察署内の道場で発足し、四十二年の中央区立総合体育館完成を機に稽古場所を同体育館に移し、四十三年に中央区体育協会(現在の中央区スポーツ協会)に中央区合気道同好会(現在の中央区合気会浜町道場)として加盟。その後、五十三年に佃青年館(現在の月島スポーツプラザ)に佃支部(現在の中央区合気会佃道場)を開設。同年、中央区合気道連盟を発足して活動を続け、本年で六十年目を迎えます。
発足当時は本部道場から故増田誠寿郎師範がご指導され、その後、鳥海幸一師範に引き継がれ現在に至ります。会員は糸田寛人会長のもと、小学生から八十代の方々迄、六十名ほどの会員が日々稽古に励み、合気会や東京都合気道連盟事業への参加、また中央区スポーツ協会の様々な事業に参画するなど活動をしています。
このような歴史ある道場に私が通い始めたのが、平成十二年一月でした。すぐに合気道の楽しさと稽古を続けるうちにその奥深さに魅了され、週四回ある稽古には毎回のように稽古に通い、現在でも週三回は欠かさず稽古参加しています。十年程前より初心者指導に携わり、現在では中央区スポーツ協会や諸先輩方の協力のもと、一般参加者、少年少女、未経験者クラスなどを担任させて頂き、合気道の楽しさや魅力を伝えるべく稽古に励んでいます。
常日頃、中央区スポーツ協会の活動に尽力されている方々や合気道に携わる多くの方々のご協力のおかげで合気道が続けられています。今後も地元に根を張った生活を送り、地域コミュニティの一員としての義務と貢献を求められているという意識を持ち続けて参ります。