令和5年7月30日(日)港区スポーツセンター武道場1にて東京都合気道連盟主催による令和五年度東京都合気道連盟初心者指導法講習会が開催されました。講師に入江嘉信本部道場指導部師範をお招きし、人数制限なしで行われました。34団体90名、役員13名が参加しました。また青山学院大学体育会合気道部より2名が講師の随行として参加しました。
集合写真撮影の後、東京都合気道連盟大田勤副理事長の司会のもと開会式が行われました。主催者挨拶にて東京都合気道連盟藤城清次郎理事長より、一般財団法人港区体育協会、港区合気道連盟の協力に対しての感謝が述べられました。続いて今回の講師である入江師範よりご挨拶を頂き、司会者より港区合気道連盟・関根史郎会長の紹介がありました。
講習会は13時15分から1時間半行われました。船漕ぎ運動、準備体操の後、半身の取り方、体の変更を行い、入江師範は、足の運び、重心の移動などを丁寧に説明されました。続いてその注意点を意識して四方投げ、一教、入身投げの基本技を行い、初心者が受けを取る時、受け身を取る時に指導者として気を付ける点も合わせて指導なさいました。また説明の際には、合気道開祖植芝盛平翁の書籍「武道」や宮本武蔵の「五輪書」から多くの言葉を引用されていました。
途中の説明の際に「少年部でも初心者でも有段者でも一番大事なところは絶対に譲らずに指導する。あきらめずに何度でも説明していくことが必要だと思います。」と入江師範の指導者としての心構えを強く感じるお言葉も頂きました。
最後の閉会式にて入江師範より総評を頂き、初心者指導法講習会は無事に終了いたしました。その後、情報交換会が行われ、47名が参加いたしました。