第38回東京都合気道連盟評議員会の報告


 令和4年4月9日(土)千代田区一ツ橋・日本教育会館に於いて、第38回東京都合気道連盟評議員会が行われた。前回第37回評議員会は感染症対策の為、文書決議による開催であったが、今回は十分な感染症対策を講じての対面による開催となった。会議は15時から加盟団体評議員37名、委任状104名をもって開催された。また顧問である全日本合気道連盟尾﨑晌理事長ならびに福島清三郎相談役も出席した。大田勤副理事長が開会の辞を述べ、藤城清次郎理事長挨拶の後、藤城清次郎理事長が議長となり議事に入った。始めに「令和3年度事業報告案」が神谷正一副理事長から報告された。続いて鈴木俊雄副理事長から「令和3年度収支決算案」、堀越祐嗣監事から「監査報告」が報告され、出席の評議員に承認された。

藤城理事長挨拶

 今回は、3年の任期満了に伴う役員改選であった。役員改選に伴い出席の評議員より「評議会の前に新役員候補の情報が示されていない」「候補者の選考基準、選出方法についても明示されていない」という発言があった。「開かれた評議会の為に、評議員が納得できる理事選出方法の構築が必要である」という意見もでた。これに対して大田勤副理事長より「選出方法をより良い方法にするために、全評議員に対して意見を募り、今後の課題として来期取り組んでいく」と説明があった。続いて役員候補者(案)が配布され、出席の評議員に承認され、新たな理事並びに監事が決定した。その後、別室にて新任理事による理事長選出投票の理事会が行われ、藤城清次郎理事長が再任された。そして新理事長により大田勤氏、神谷正一氏、鈴木俊雄氏、木下悦子氏、小柳俊一郎氏の5名が副理事長に選任され、理事会にて承認された。その後、評議会会場にて新役員の紹介が行われた。今回退任された2名の理事以外全員が再任され、新たに中島敬ニ氏が理事に選任された。また理事であった梶浦真氏が監事に選任され、堀越祐嗣氏も監事に再任された。

 再任された藤城清次郎理事長が議長となり、「令和4年度事業計画案」が神谷正一副理事長から、「令和4年度収支予算案」が鈴木俊雄副理事長よりそれぞれ説明され、こちらも承認された。今回、小林正明副理事長、松本肇理事ならびに高城寛子監事が退任された。最後に、会に出席されていた小林副理事長、松本理事より挨拶が行われ、長年の活動に対しての労いの拍手を受けた。会議は午後4時40分に終了した。今回は感染病対策の為、情報交換会は行われなかった。

小林副理事長挨拶