新宿合気会 会長 長南 一樹
はじめに、このような賞を受賞できたこと、大変嬉しく思います。弊会をご推薦くださいまして誠にありがとうございます。
私ども新宿合気会(旧登録名称:新宿区合気道連盟)と申します。
私は七代目会長職を昨年就任することになりました長南一樹と申します。
10歳から弊会で稽古を始め34年が経過しました。
弊会は昭和35年に設立し、今年で62年が経とうとしています。
道場は新宿スポーツセンター、新宿コズミックセンターで、広々とした道場で基礎・基本技を中心にしっかりとした稽古を行い、そしてのびのびと楽しく充実感を感じられるような稽古をモットーに活動をしております。
新型コロナウィルスにより会員数は減少しておりますが、コロナ以前では総勢40名強、月・水・金曜日に稽古を行っておりました。現在では会員数は20名程度、水・金曜日に稽古を行っています。
弊会は1998年頃より現師範周参見紳次郎氏によってインドネシアと深く関わりを持ち、氏はバリ合気会の設立から現在まで発展に大きく貢献をされてきました。また2016年からは私が首都ジャカルタに仕事の関係で四年弱滞在することをきっかけにジャカルタ天恵道場と交流、2019年に弊会のグループ道場になりました。
この四半世紀に及ぶ関わりで、二国間の交流も深まりました。
コロナ以前ではグループ全体で百名に及ぶ会員数がありました。今は全体で40名程からの再スタートです。
思い起こせば、弊会は表彰の類とは一切無縁でした。ただ、本来ならば昨年初めての60年の周年行事を行う予定でした。しかし会員が減り存続が危ぶまれる中で決定した方針は、行事の開催より、「稽古と審査の継続化」でした。その状況においてこの度の受賞は周年行事に替わるものとして大変ありがたいものでした。これからも100年に向けて会の運営と日々の稽古を愚直に取り組んでいく所存です。今後とも新宿合気会をよろしくお願い致します。