生涯スポーツ功労者・スポーツ優良団体表彰を受けて


生涯スポーツ功労者を受けて

合気道臥龍会
代表 瀨川 一之

 昨年5月、東京都体育協会から「生涯スポーツ功労者」として表彰されました。汗顔の至りです。さらに研鑽を積まねば、と改めて深く心に刻みました。


 「強くなりたい」との気持ちで,昭和49(1974)年東北学院榴ケ岡高校合気道部に入部。当時も高校の合気道部は珍しく,故半沢義巳先生(後に全東北合気道連盟理事長)に合気道の面白さ・楽しさ・痛さを教わり、勉強はそっちのけでのめり込みました。時折演武会や講習会でお見えになる合気神社付帯道場の故斉藤守弘先生(九段)が,屈強な大人3人を軽々と投げ飛ばす圧倒的な破壊力と、剣杖捌きの鮮やかな技に見惚れ、憧れました。

 日本大学進学と同時に合気道部に在籍し、斉藤師範に師事。大学の先輩である稲垣繁實師範の荒稽古。道場の強い先輩方や大きな外国人弟子に揉まれ、開祖直伝の合気道は甘くないと痛感したものです。大学卒業後も仲間と稽古修行を続け,平成8(1996)年に合気道臥龍会を立ち上げました。愛する人・隣人、そして生きとし生けるもの全てを守る万有愛護の合気道。その合気道を、会員それぞれが処世のバックボーンとして生きて行ってほしいと願い、共に稽古しています。門下生が社会で活躍。時には頭角を現すと、指導者として望外の喜びと嬉しさを感じます。私が今日あるのは、師匠・先輩・仲間はもちろん、その家族にも恵まれたからです。七段の祝賀会のとき,全日本合気道連盟理事長の尾﨑晌先生が「男のロマンは女の我慢!」と喝破され、感謝を促されました。さすが人生の達人と感服いたしました。これからも皆様の教えを守り、仲間と共に日々精進して参ります。


 最後に、御推薦いただきました東京都合気道連盟理事長ほか皆様と、道友の方々に衷心より御礼申し上げます。

 ありがとうございました。


スポーツ優良団体表彰を受けて

品川区合気道交友会
代表 小川 高久

 このたび私たち品川区合気道交友会は令和3年6月8日に東京都体育協会より東京都合気道連盟生涯スポーツ優良団体として表彰を受けました。これも偏にご推挙賜りました東京都合気道連盟をはじめとする関係各位のお陰と存じ厚くお礼を申し上げます。

 6月15日には本部道場において、大田勤・神谷正一・鈴木俊雄各副理事長ご立会いの下、藤城清次郎理事長より賞状と記念品の盾を授与していただきました。この時に撮った写真は早速弊会のホームページに掲載させていただいております。

 品川区合気道交友会は、昭和43(1968)年4月1日に発足いたしました、公益財団法人合気会の公認道場です。 


 当初は品川区役所職員を中心として活動が始まりましたが、東京都(都税事務所・第二建設事務所)の職員も加わり、その後、職員以外からも広く参加者を募るようになりました。指導は最初の2年間を飯村郁男本部道場指導部師範、その後会設立者の本橋師範が務めました。平成9年(1997)本橋良久師範逝去に伴い、本部道場指導部より入江嘉信師範を派遣していただいて現在に至っております。

 平成30(2018)年には発足50周年記念の講習会・演武会と祝賀会を盛大に開催することができました。


 稽古は、毎週土曜日に、品川総合体育館と戸越体育館で、午前9時から初心者と白帯の方を対象とした受け身と基本技の稽古を、その後10時から1時間半、一般稽古を行っております。また、通常稽古以外にも全日本合気道演武大会・本部道場鏡開き式・合気神社大祭・都連主催行事等に積極的に参加しております。

 コロナ禍で稽古への参加者が若干減りましたが、次第に復帰される方も見え、新規の参加者も迎えて変わらず和気あいあいと稽古に励んでおります。以前より一層基本技を大切に稽古するようになりました。

 一回一回の稽古のさらなる充実に努めて「生涯スポーツ優良団体」の名に恥じない活動を行って参りますの、皆様、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。