加盟団体紹介


祖師谷合気会 会長 中村 文子

 祖師谷合気会は、昭和55年5月創立で、今年40周年を迎えました。中村会長をはじめとする合気道を愛する熱心な会員と本部道場の先生方に支えられて続けてきました。
 現在、会員は、大人39名、子供64名で、週3回、緑豊かな世田谷の砧八丁目公園の中にある砧地区会館で稽古を行っています。
 祖師谷合気会のモットーは、地域の青少年の育成に貢献することにあります。周りの学校から集まって来る子供たちが中心です。皆、小さい時から始めるので上手です。大人は、子供たちが合気道に取り組む姿を見て興味を覚えた親御さんが始められるパターンが多いです。親子、または、親子孫三代で、合気道を楽しんでいるのが祖師谷合気会の特徴です。当然のことながら、お母さん方を含めた女性会員が多く、男性諸氏は少し肩身の狭い思いをしながら、女性パワーに負けないように頑張っています。
 コロナの影響で、昨年は、全日本演武大会も、国際大会も中止となり、大きな活動目標がなくなってしまいました。また、夏の審査や夏合宿など会としての行事もなくなり、非常に寂しい状況でした。9月に稽古が再開できて、最近ようやく、皆が稽古に戻ってくることができました。今年は、昨年開催を見送った四十周年記念行事を秋に実施する予定です。これからも、地域に密着した会として合気道に取り組んでいきます。


合気道本所道場 横山 喜一

 昨年は、コロナの影響は多々ありました。
 令和3年は、 友好道場との交流をはかり、稽古内容及び道場スペースを考え、会員の思う稽古を心掛けます。


鍬守道場 道場長 鍬守 和徳

 教育者でもあり柔道家でもあった鍬守道場の創立者・鍬守尊邦先生は戦後の荒廃した世相の中にあって、次世代を担う青年達が柔道を通して自信と希望を取り戻すべく昭和二十五年に道場の再興を図りました。合気道は昭和29年春に尊邦先生がある学者の紹介により開祖に師事することが叶い、その「道」と「術」に深く感銘し、柔道生より選抜された合気道研究会を道場内に発足したことに始まります。そして昭和30年、年明けに吉祥丸先生のご理解を得て東京で最初の(財)合気会支部道場として誕生致しました。初期の頃は、吉祥丸先生、山口清吾先生、西尾昭二先生、田村信喜先生方のご指導とご尽力を戴き、現在ではお陰さまで通算2,000名を超える会員が育って参りました。今でも古い道友が地方や海外から時々道場に訪れて旧交を温めることがあります。
 昨年はコロナのために一時的に稽古の出来ない時期もありましたが、マスク着用と消毒などの感染症対策をとりつつ、最初は木剣、杖の稽古を中心に行ない、体術も交えながら稽古しています。
 稽古は木曜日を除く毎日行っています。また、毎年、1月には早朝の寒中稽古、5月には秩父の武甲山のふもとで春合宿を行い、合宿最終日には、ちびっ子等の家族も仲間に入り河原で楽しいバーベキューを行ないます。そして夏の7月には暑さを吹き飛ばす早朝の暑中稽古と四季折々の特別稽古が鍬守道場の恒例となっています。


合気道小林道場 総師範 小林 保雄

 合気道小林道場は小林保雄師範によって開設されました。小林保雄八段は、昭和29年に大学入学と同時に合気道本部道場に入門し、開祖 植芝盛平翁先生、二代道主 植芝吉祥丸先生に師事して来ました。大学卒業後は本部道場の指導部員として合気道の指導と普及に携わりました。 
 昭和44年4月に東京都小平市の自宅に手作りの道場を建て、本部道場の指導部員として初めてとなる個人道場を開設したのが合気道小林道場です。それ以来50年以上に渡り、日本国内のみならず海外への合気道の普及と発展に努力して来ました。「一人でも多くの人に合気道を」の言葉をモットーに掲げ、地道な活動を続けています。
 昨年は新型コロナウィルスの影響で2ヶ月間道場を閉鎖しましたが、現在は感染防止に努めつつ、通常の稽古を行っています。
 昨年予定されていた合宿や講習会、演武会、海外との交流行事もほとんどがキャンセルになりました。そこで、何かできる事は無いかと考え、小林保雄総師範の誕生日(9月20日)に合わせて、オンライン演武大会「合気道小林道場演武会プロジェクト2020」を企画しました。
 ぜひ、下のQRコードからご覧下さい。
 一日も早くコロナ禍が終息し、皆で一緒に稽古できる事をお祈りいたします。


合気道自由が丘道場 幹事 寳村 信二

 合気道自由が丘道場は昭和36年、多田宏師範が自由が丘駅南口近くにあった柔道の竹ノ内道場を借用し、ご自身の稽古場として始められました。令和3年には創立60周年を迎えます。
 道場生は一般部と少年部を合わせて約80名在籍しており、呼吸法を中心とした「生命力を高める」稽古に励んでいます。
 また現在は手洗いやうがい、マスク着用といった新型コロナウィルス感染対策も取り入れています。