理事長挨拶


東京都合気道連盟 理事長 藤城 清次郎

日頃、皆様には東京都合気道連盟の活動に、ご支援ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 本年は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、去る4月11日(土)開催予定でした東京都合気道連盟第36回評議員会は、事前に資料を評議員の皆様にご送付する形で開催されました。昨年の事業報告案、決算報告案並びに新年度の事業案、予算案が全てご承認を頂き、新しい年度がスタート致しました。皆様のご協力に改めて感謝申し上げます。
 新しい年度がスタートしたとはいえ、収まらぬ新型コロナウイルスの感染拡大に5月の全日本演武大会、6月より都連主催の錬成大会、7月の初心者指導法講習会も中止を余儀なくなされました。更に、日本国民始め各国の皆さんが待ち望んだ2020東京五輪も延期となってしまいました。一度は感染者の数も減少の傾向を見せましたが、7月後半には東京ばかりで無く、主要都市でも過去最大の感染者を記録してしまいました。
 先日、各加盟団体の皆様にご報告申し上げましたようにこの状況下に於いて11月8日開催予定の「東京都合気道演武大会」は、ご参加頂く皆様の安全確保が大変困難であるとの結論に至り中止を決定させて頂きました。
 この先、ウィズコロナの時代に都連として何が出来るかを模索しながら、加盟団体の皆様に対する都連の役割を考えたいと思っております。
ご覧頂いておりますこの都連広報誌も、当時一度は予算不足の事もありペーパーの形での発行を中止しておりました。しかし、とかく「疎」になりがちな加盟団体の皆様と都連をつなぐ絆として、WEB発行と平行して再度発行することにさせて頂きました。
 現在、都連加盟団体は、173を数え全日本合気道連盟最大の加盟団体であり、多くのお仲間がおります。このコロナ渦に於いて、合気会の「稽古活動再開に向けた感染拡大防止ガイドライン」に基づき「感染しない、させない稽古」に励んで頂きたいと思います。
 最後になりましたが、早期の新型コロナウイルスの収束を願いますと共に、皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。