平成28年2月27日(土)・28日(日)、東京武道館第一武道場に於いて平成27年度東京都地域社会合気道指導者研修会が行われた。参加者は51団体、171名となった。
午前10時より開会式となり、主催者として島村宜伸 日本武道館常任理事、長達矢 東京武道館館長より、それぞれ開催に先立ち挨拶。続いて藤城清次郎 東京都合気道連盟理事長より「朝から大勢の人が参加いただきありがとうございます。これから二日間怪我の無いように、そして本部道場指導部の三名の先生方からしっかりとしたものを持ち帰っていただきたい。」と挨拶があり、今回担当の菅原繁師範・伊藤眞師範・梅津翔指導員の先生方の紹介が行われた。開会式が終了した後、参加者全員で写真撮影が行われた。
午前10時30分より11時45分まで菅原師範による実技「基本の動き①」と題して片手取りからの入身転換法・呼吸法・四方投げ(二種)・続いて正面打ち第一教・入身投げと細かい指摘を加えながらの指導があった。数分の水分補給休憩の後、肩取り第二教、横面打ち四方投げ、座技呼吸法で午前中の講習は終了した。
午後1時からは地元講師として都連の藤城理事長から「第3回全国指導者研修会の報告と第12回国際合気道大会について」大田副理事長から『第3回全国指導者研修会「合気道指導の手引き」に基づいた合気道初心者・中級者の一考察』の講義が1時間30分に渡り行われた。
午後2時30分から4時まで伊藤師範により実技「稽古法について①」と題して狭いスペースでの稽古方法・道場の使い方・人数による畳の使い方等の指導があった。その後、諸手取り呼吸法・横面打ち四方投げ、第一教・正面打ち入身投げ・両手取り天地投げ・諸手取り呼吸投げ等、狭いスペースや間合いを空けないでの技の説明をされ午後4時に終了した。
2日目は午前10時より前日に引き続き、伊藤師範による実技「稽古法について②」の講習、午後1時30分より菅原師範による実技「基本の動き②」の講習が行われた。
午後3時45分からは閉会式が行われ、長東京武道館館長より武蔵塾羽村合気クラブの鎌田真氣さんが参加者代表として修了証を授与された。
最後に中央講師の菅原師範が講評で「二日間の講習ご苦労さまでした。過去には毎年開催の講習会も施設がない状態で大変でした。東京武道館が出来てからは、この様な講習会が開催できるようになりとても便利になった。」と挨拶。伊藤師範・梅津指導員も講評を述べ午後4時に二日間の研修会は終了した。
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