第59回合気道演武大会に出場して


全日本合気道演武大会に出場して
北千住道場 堀越 祐嗣

まずは開催にあたり御尽力下さった皆様に心より感謝申し上げます。コロナ禍での開催には多大な御苦労があったことは想像に難くありません。また、貴重な機会を与えて下さりました藤城理事長始め都連役員の皆様にも感謝の意を表します。

当日は、梅雨入り前の晴天に恵まれ、日本全国から私の想像以上の道場が参加し、それぞれが日頃の稽古の成果を披露されておりました。開催にあたり、健康観察票の提出、1面あたりの人数制限、無観客等コロナ対策には万全を期しておりました。普段とは異なる形で開催されましたが、コロナ禍でも日本中で稽古が続けられていることを知り勇気づけられました。また、3年振りに日本武道館で開催されたことは、少しづつではありますがコロナ前の日常に近づいている事が実感出来ました。新型コロナ感染症の一日も早い収束を願い、通常の稽古や交流が出来る事を心より期待致します。

 

 

都連有志が全日本の団体演武に出場

東京都合気道連盟(以下「都連」)は、5月28日(日)に日本武道館で3年ぶりに開催された第59回全日本演武大会の団体演武に出場した。例年都連の団体演武はなかったが、大会事務局から要請があり、この対応のため急遽理事会から出場者を募った。これに応じて、美濃部智子五段(土井道場)・木下悦子六段(木下道場)・安藤哲郎六段(小金井同好会)・瀨川一之七段(臥龍会)・小柳俊一郎六段(泰門会)の五人がそれぞれの道場生を受けに、演武を披露した。演武は固め技から始まり、それ以降は自由技を行った。

出場者は、立ち技・半身半立技等それぞれに日頃の稽古鍛練の成果を見せて都連の意気軒昂さを示さんと一生懸命に演武、一分三十秒はあっという間に終了した。

(記・瀨川)