東京リバーサイド合気道会
主宰・主任指導 岡和田 宇司
当団体は、2020年6月に有志数名で発足いたしました。
足立区綾瀬の東京武道館を活動拠点とし、都内数か所で稽古を行っております。
所属会員の多くは本部道場でも定期的に稽古を行っている方が多く、稽古に対して非常に真摯に向き合っておられる方ばかりです。
そうした方々が稽古に参加くださるなかでも、初心者の方や子供達も一緒に真剣に充実した稽古のできる空間になるよう稽古手法・運営方法などを試行錯誤しております。
とくに都内に限らず多くの地域道場・本部道場の会員の方々も気軽にご参加頂けるような体制を整え、各地域道場の指導者・会員の方々とも交流する機会を増やし、稽古の在り方、日常生活における稽古の実践といった事柄を視野を広く、柔軟に考えて頂けるように工夫を重ねております。
幸いにして、2021年度は、8月に「合気道と日本武道文化祭2021」という稽古会と武道のエキシビジョンを絡めたイベントを東京武道館で開催することができました。
千代田区合気会様、春風合気道会様、木下道場様、横浜合気道場様がご協力くださり、多彩な合気道の稽古の考え方、現代に活きる武道のかたちというものを多くの方にご提案できたのではないかと思っております。
今後も引き続き、こうした稽古のセッションや交流を通して、ともすると近視眼的な内容におちいってしまう「型」稽古の本来の可能性と想像性を多くの方に伝えていくことができるよう努力してまいりたいと思っております。
また地域にお住いの方々にも合気道の稽古を体感して頂くよう新たな取り組みを2022年以降は進めていく予定です。キャリアの長い経験者の方々も、これから稽古を始められる方、始められたばかりの方も稽古を深める「楽しさ」を感じられる場になれば幸いでございます。
公式ホームページ:https://tokyo.aikido.ne.jp
あらい道場
道場長 荒井 政信
この度、あらい道場を東京都合気道連盟への加盟認可して頂き、誠にありがとうございました。 あらい道場は2020年12月、あらい治療院の10坪ほのどの倉庫を防音室に改造工事し、畳十五畳の稽古空間を作りました。
本部道場の基本稽古を中心として、出会い、触れ、関わり、離れ、を丁寧に、静かな気持ちで稽古をする、この姿勢を大切にしながら小さな少人数道場の特性を活かして、それぞれの稽古人の昇級昇段の際には、マンツーマンのサポート指導をこころがけています。
言わば…「合気道塾」…と表しても過言ではない。かように一人ひとりに合わせた、ひとつひとつの技の研究をとことん追求していけることが当道場の魅力の一つです。
毎週火曜日、土曜日18時から初心者稽古、19時から一般稽古を行っています。
これからも、合気会本部、東京都合気道連盟のご指導のもと、あらい道場会員と共に鍛錬精進し、微力ながら、合気道の普及に貢献したいと思います。
合気道「倫」
道場長 三代川 喜良
合気道「倫」は令和2年秋に10周年を迎え、令和3年に東京都合気道連盟に加盟させていただきました。これを機に、合気会の公認道場として活動出来る事となりました。この場をお借りして感謝申し上げます。
八王子で子供クラスと一般クラス共に週二回の活動をし、合気道普及の一助の場であればと考えています。また、当道場は有川師範の教えを受けたものとしてその道統の一端でも継承できればという思いで稽古をしています。
基本的に稽古は合気道の「競わない・人と比較しない」を受け実践しております。性別・年齢・体力差を超えて幅広い方々に受け入れられる武道で、技術だけでなく精神にも重きを置き、スポーツとは異なる素晴らしさを備える武道が合気道と思っております。
稽古を通じ日本の文化を感じて頂ければと日々汗を流し、心身の鍛錬に励んでおります。
子供たちは姿勢と礼を第一に掲げ、その一回一回を真剣に取り組んでおります。又、審査時は、「心・技・体」を話して実行しており、いつか成長過程で理解してくれると信じ、今後も続けてまいります。「元気に明るく」を道場のモットーとして日々の稽古を行っており、子供たちはそれを実践してくれています。
一般の稽古は、倒す意識を捨て動きで捌き、崩す事に重点に置いております。年齢も経験も性別も様々ですが、人が混在しても稽古が出来るのが合気道の良さでもあり、稽古外ではコミュニティの場として楽しんでいるようです。怪我なく、しなやかにゆっくり動く事をベースに心身の鍛錬の場でありたいと願っております。
自立・自考の合気道を目指し、言葉より体での実践で自分と向き合い、一年前・前回との比較で進歩を確かめつつ稽古することの大切さを説いていきたいと思い、この素晴らしい合気道を一日でも永く、皆と汗を流して楽しい時を続けていけるよう、精進して参ります。