平成28年度東京都合気道錬成大会報告


 平成28年度錬成大会は、6月26日(日)宮本鶴蔵本部道場指導部師範をお招きし、
綾瀬の東京武道館で行われた。当日は天気に恵まれ、44団体、239名の参加があっ
た。
 藤城理事長より開会挨拶が、司会より宮本師範の紹介があり、続いて宮本師範から
「本日、錬成大会にお呼びいただき有難うございます。暑い中、少しでも合気道を学ん
でいただき、熱中症に気を付け、自分に合った稽古を一時間半楽しんで下さい。」と挨
拶があった。その後、全員での記念撮影があり、講習に移った。
 講習は、午後1時半過ぎから、先ず準備体操に十分に時間を掛け、転換に始まり、転
換からの捌き、片手取り呼吸法、半身半立片手取り四方投げ、両手取り四方投げ、座
技呼吸法からの腕押さえ、肩取り第一教からの崩し、立技肩取りからのあご押さえ、
横面打ち四方投げの捌き、座技正面打ち第一教、立技正面打ち第一教、座技呼吸法
と多彩で形にとらわれない技であった。
 技の合間に相手に持たせた手が切れないように導くこと、手刀を振り上げた時、自分
の重心がぶれないようにする等、ワンポイントアドバイスも入り、稽古はすすめられた。
 講習最後の宮本師範の「楽しかったか。」の一言に対して参加者が「はい。」と答え、
宮本師範から「私も楽しかった。出来ると知っているは違う。技を知って出来るようにな
ると楽しくなる。そのためには繰り返し稽古すること。これからも合気道を各々の道場
で続けていただきたい。」と感想を含めて締めの言葉をいただいた。
 当道場が広いと言っても約240名からの参加者で、道場は熱気で蒸し返っていたが、
予定通り午後3時15分に終了した。
 午後4時半より一ツ橋の日本教育会館で情報交換会が参加者60数名で行われ、宮
本師範を囲んで楽しい一時を過ごした。
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